さいたま市では2010年度(平成22年度)に事務事業総点検を行いました。
桜区役所の事業では災害応急対策事業が移管とされました。これは風水害等の災害時の応急対応として、土のうなどを整備する事業です。「区の独自性が発揮できるよう創設された「まちづくり推進事業」として事業実施することは、本来の事業目的になじまないものと考える。水害等の災害から市民を守るという危機管理の観点からは重要な事業であるため、防災関連の事業に移管し、10区の事業を一元管理し、予算の有効活用を図る。」
土のうのように水害対策として必要不可欠なものは全市で一元的に実施することが効果的です。一方で桜区は荒川や鴨川が流れ、特に水害リスクが高い地域です。「さいたま市桜区防災カルテ」は、荒川の水害で桜区の9割以上の建物が床上浸水すると予想されています。全市レベルで見た場合も重点的な対策が必要な地域です。

「区の花」制定事業は終了とされました。これは区の花を制定し、平成23年5月に10区の花を公表する事業です。このため、終了扱いは当たり前です。このような事業をわざわざ点検すること自体が作業の無駄です。PMBOK(Project Management Body Of Knowledge)では、プロジェクトを有期性の業務と定義しています。公務員組織にも納期意識を持った民間感覚が必要と改めて感じました。桜区役所の事務事業総点検では終了は、この「区の花」制定事業のみでした。