第12回さいたま市民政策勉強会「Oneさいたまの会」は2018年11月28日(水)に埼玉県さいたま市南区の武蔵浦和コミュニティセンター第6集会室で開催されました。「Oneさいたまの会」では毎回参加者に名札が作られます。今回は栗、柿、芋と秋の味覚でした。第11回はハロウィンの柄の名札でした。過去にはカタツムリや向日葵の名札がありました。

今回は、さいたま市議会の常任委員会の担当範囲別にグループを分けて、議論しました。さいたま市議会には総合政策委員会、文教委員会、市民生活委員会、保健福祉委員会、まちづくり委員会、予算委員会があります。私は保健福祉のグループに入りました。保健福祉は身近な分野です。以下の意見が出ました。

・障がい者支援
自立支援を進めたい。視覚障がい者は引きこもりがち。60歳になると高齢者として、担当が変わる。

・健康
健康診断や予防を啓蒙していったらいい。医療費抑制になる。
さいたま市健康マイレージを推進する。普段外出しない高齢者が出ようという気になる。参加する仕掛け作り。一人で参加することは勇気がいる。
丸の内タニタ食堂は一般開放し、健康的な食事を提供する。
別所沼をウォーキングしている人は多い。ジムの利用者は多い。桜環境センターでエクササイズしている。場所は必要。人と接することが苦手な人も歩くことはできる。
体だけでなく、脳の健康も大切。折り紙を折る。指先を使うと良い。音楽を聴くと良い。
若い人の健康の取り組みも大切。

・医療
小さい病院は不安で、大病院にかかりたい人がいるが、紹介状を書いてもらわなければならない。手術後すぐに町医者に回されてしまう。
医療をサービスとして患者の利便性を考えた方が良い。医者に言えない患者が多い。ある病院では昔は待ち時間が長かった。今は改善されたが、一人の医師が一日に担当する患者数を減らしたことが原因であり、その結果、予約がとり憎くなった。改善しようとすると別のところでデメリットが生じる。
医師が不足しているのではないか。開業医志望ではない医師は大学に戻りたいと考えている人が多いのではないか。
さいたま市で働くことを条件とした奨学金を作る。優秀な外国人医師を育てられるのではないか。
さいたま市立大学医学部を作る。さいたま市が出資して外国に教育機関を作り、さいたまで卒業生に働いてもらう。

・介護
介護の知識がない。何かあった時にどうするか。市役所に相談と言われるが、その前に案内できないか。
病院付き添いのサービスがある。同行者は不足している。同行者がもっと増えれば社会は変わる。同行者にも相性があり、選択肢が増えると良い。
同行者の仕事が周知されれば良い。役所は相談しないと教えてくれない。家族介護者の負担が減る。外国人労働者も良い。病院が同行者サービスを用意しても良い。

・保育
病児保育を増やしたい。子どもはよく熱を出す。病児保育が普及すれば働きやすくなる。
サウスピアやパルコの一室を提供できないか。いっぱいあれば感染症の子も隔離の上、受け入れられる。
学童保育は夕方からの使用であり、勿体無い。シェアできないか。これからはシェアが大切。
大企業が託児所を作ることを義務化できないか。ヤクルトの保育園は昔からある。保育料が安い。中小企業も共同でできないか。オフィスビル一棟に一園というようにできないか。
財源は余計なものをなくすことで捻出できる。

・動物愛護
殺処分をなくす。譲渡会を推進する。在宅しているかなどの譲受人を確認して譲渡する。
避妊手術をする。経済的なことを考えずに可愛いだけで買ってしまうことは問題。生体販売の規制があっていい。
ペット引き取り屋は悲惨な商売である。人としてどうなのか。

・生活保護
生活保護受給者は増えているのではないか。ケースワーカーの抱える人数が多過ぎないか。
自立支援ができているか。勤労意欲が湧くような制度にする。
人とのつながりを作る。カウンセラーの出番。
離婚率はどうなっているか。

次回以降も、さいたま市議会の常任委員会別にグループを作って議論します。日程は以下です。
第13回、2018年12月19日(水)午後7時から9時まで、武蔵浦和コミュニティセンター第6集会室
第14回、2019年1月16日(水)午後7時から9時まで、武蔵浦和コミュニティセンター第8集会室
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