さいたま市議会の平成30年12月定例会では2018年12月4日に浜口健司議員(南区、立憲・ 国民・無所属の会さいたま市議団)が一般質問しました。浜口議員は教育環境の整備、精神障害者政策、さいたま市のブランディングについての市民勉強会からの提言について質問しました。

教育環境の整備では最初に日本一の教育都市の認識を質問しました。教育長は学力の一位ではなく、夢や目標を持ち、自己肯定感を高め、人生百年時代を豊かに生きることと答弁しました。

通学路の防犯対策ではプライバシーに留意する必要はありますが、防犯カメラの有効性を指摘しました。これは私も思うところがあります。無罪を獲得するテレビドラマ『99.9 刑事専門弁護士』では防犯カメラが無罪の決め手になることが多かったです。市民のために使えば力を発揮します。防犯カメラの情報を権力が独占することが監視社会になります。防犯カメラの情報を弁護側がアクセスすることが公平です。

通学カバンの総重量の軽減化では、政府から言われたから動くのではなく、課題を抽出して先行して対応して下さいと注文しました。これも私は同感です。軍隊の行軍演習をしているような大荷物です。

通学路の横断歩道の整備では、アイスランドのトリックアートを用いた横断歩道を紹介しました。車のスピードが下がる効果があるとします。また、全小中学校に特別支援学級の設置を求めました。

落ちこぼれを出さないための取り組みや東京英語村(TOKYO GLOBAL GATEWAY)のような施設整備についても質問しました。これはバランスが取れています。優秀な人材を育てることだけが教育ではなく、落ちこぼれを出さない取り組みは大切です。しかし、それを官僚的な発想で重視すると、護送船団方式を押し付けることになりがちです。落ちこぼれを出さないために皆と一緒を強調するのではなく、尖った点を一層伸ばすことも教育の役回りです。その意味で東京英語村のような施設は評価できます。

精神障害者政策では、まず精神障害者2級の方への通院と入院費の助成を求めました。答弁は「県に要望している」でした。浜口議員は再質問で「去年も同じ質問をしたが、変わっていない、ゼロ回答ではないか」と述べました。家族は待っている時間がありません。「市長の公約でもありましたが、市長の見解をお聞かせ下さい」と清水市長の答弁を求めました。

市長は将来に渡って持続可能な制度とするために県の補助が不可欠と答弁しました。浜口議員は市長にレクチャーしていいと述べました。この質疑では傍聴席から拍手が出ました(規則上は拍手をしてはいけないことになっています)。議場からは「ゼロ回答じゃない」などの不規則発言が出ました。

福祉手当て1級と2級の格差の是正では、精神障害者が生きていける制度設計を求めました。精神障害者の移送力の強化では職員の増強を求めました。

市民勉強会からの提言は、Oneさいたまの会で市民から出された意見です。さいたま市立大学の創設の是非では、行政学部を作り、公務員を目指す人を集める大学構想を提示しました。答弁では大学を取り巻く環境は厳しく、新たな財政負担に市民の理解が得られるかという問題があるものの、地域の文化的拠点になるなど一定の意義があり、研究するとしました。議場からは「個人的には良い案と思う」などの不規則発言がなされました。

自治会共通業務の一部外注化ではアウトソースや共通フォーマットなどの検討を求めました。答弁では総会関係書類のフォーマットを電子データとしてアップロードするとしました。
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