大森正司『お茶の科学 「色・香り・味」を生み出す茶葉のひみつ』(講談社、2017年)は、お茶の種類や歴史、効能、美味しい淹れ方などを説明する書籍である。お茶は非発酵茶の緑茶、半発酵茶の烏龍茶、発酵茶の紅茶などの種類がある。紅茶が多数派である。日常的に緑茶を飲む国は日本や中国、ベトナム、ミャンマーなどに限られている。

お茶を飲む文化は中国の三国時代に遡る。群雄が割拠し、魏呉蜀が覇権を争った時代である。日本は稲作文化がやっと定着した弥生時代の話である。隋代になると広く庶民にもお茶が浸透するようになった。

ヨーロッパで紅茶文化が花開くと、中国のお茶がヨーロッパに大量に輸出されるようになる。これはイギリスを貿易赤字で苦しめることになった。イギリスはアヘンを輸出するという卑怯で破廉恥な手段に出る。その結果、アヘン戦争が勃発する。アヘン戦争の敗北後、清国は欧米列強の半植民地となってしまった。中国茶貿易の実権を握られ、紅茶以外の中国茶は衰退した。依存性薬物の蔓延は、お茶という健康な文化を衰退させてしまう。依存性薬物は罪深い。

お茶は元々、薬として飲まれており、健康によい。免疫力が上がる。カテキンは生体の活性酸素を消去し、動脈硬化や細胞のガン化を抑制する。また、カテキンの吸着性は、インフルエンザウイルスを消去する効果がある。緑茶に入っている渋味が良い。食事では甘味や辛味は摂取できるが、渋味は中々摂れない。だからお茶を飲むと良い。

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