西条真二『鉄鍋のジャン!!2nd』は料理漫画。『鉄鍋のジャン!』『鉄鍋のジャン!R頂上作戦』の続編。『月刊ドラゴンエイジ』連載作品。秋山醤(ジャン)と五番町キリコの息子が主人公。息子の名前も醤(ジャン)で、父親とそっくりである。キリコのように料理は心と言うが、父親と同じく勝負好きである。料理は心の意味が分かっているのだろうか。

最初の話はスープ餃子の対決である。上等な小麦粉を使ったことが逆に失策となった。食材の価格と味が比例するという情報弱者の発想の失敗である。「値段が高いモノはいいモノ」は情報の非対称性による情報弱者の発想である。知識がないために高い値段が評価の判断基準になってしまう(崔真淑「「値段が高い=いい物」と判断する人の大誤解」東洋経済オンライン2019年9月2日)。

息子のジャンも料理のスパルタ教育を受けて育った。刀削麺は母親らしい女性がスパルタ教育をしている。キリコがスパルタ教育をするのだろうか。キリコのキャラクターらしくない。ここには謎がありそうである。