林田力 だまし売りをなくしてSDGsに寄与

『東急不動産だまし売り裁判』著者

マンションだまし売り被害を消費者契約法で解決した裁判闘争を描くノンフィクション『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者。だまし売りをなくすことでSDGsの持続可能な消費に寄与したいと活動しております。
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2019年06月

三田紀房『インベスターZ 4』

三田紀房『インベスターZ 4』は財前孝史らの話とインベスターPの話が並行して進む。これは前巻と同じである。財前の投資は、それなりに経済を勉強しており、iPS細胞の話も詳細に説明されるものの、物語はギャンブル的に描かれる。『賭博黙示録カイジ』の雰囲気がある。これに比べるとインベスターPは地に足がついた真っ当さを感じる。こちらをメインとした方が健全な投資漫画になるのではないか。
救いは財前もインベスターPも自分が良いと思ったものに投資することである。全体の利益や長期的視点で我慢することはしない。ケインズの美人投票のように他人がどう思うかを優先させない。財前の話は何となく暑苦しいが、目の前の問題を解決するために皆で頑張ろうという昭和の暑苦しさとは異なる。
個々人が良いと思った企業に投資する。それが社会で見れば有益なところに資金が集まる。消費者感覚で投資することが世の中を良くする。この反対が政府の産業政策の無策である。官僚主導経済は民間の足を引っ張っている。
財前のターンでは財前家の謎の話も出てくる。曽祖父は道塾投資部と関係のある人物であった。第二次世界大戦とも関係する。父親がお金を嫌う公務員であることも何か理由がありそうである。
主人公が実はそれなりの家系であったとの話は物語の一つのテンプレートである。『ONE PIECE』の主人公ルフィは海軍本部中将ガープの孫で、革命家ドラゴンの息子である。『NARUTO』の主人公ナルトは四代目火影(木ノ葉隠れの里の長)の息子である。『BLEACH』の主人公・黒崎一護は死神と人間の息子である。それだけではないものの、彼らは皆、血統が強さの一因となっているエリートであった(林田力「『エア・ギア』第32巻、努力と友情の力で天才に勝利」リアルライブ2011年6月22日)。親の格差が子どもに影響する格差社会の影響だろうか。

KFCペッパーマヨチキンフィレサンドと創業記念パック

ケンタッキーフライドチキンでペッパーマヨチキンフィレサンドと創業記念パックを食べました。
チキンフィレサンドは国内産チキンフィレ(鶏胸肉)一枚肉を挟んだサンドです。
ケンタッキーフライドチキンは2019年6月12日にペッパーマヨチキンフィレサンドとダブルチキンフィレサンドを発売しました。ペッパーマヨチキンフィレサンドはチキンフィレサンドにブラックペッパーマヨネーズとピカンテサルサ、チェダースライスチーズを加えました。ブラックペッパーの香りとサルサソースの辛さが刺激的です。チキンやチーズがパンからはみ出しています。
ケンタッキーフライドチキンは2019年6月12日から創業記念パックを販売します。2019年7月4日に創業49周年を迎えることを記念しました。創業記念パックは「オリジナルチキン」を味わえる「¥1000パック」と「ポテトBOX」がついた「¥1500パック」の2種類です、

Twitterフォロワー19000人突破

林田力のTwitterのフォロワーが2019年6月28日時点で1万9千人を超えました。ありがとうございます。Facebook友達約5000人、Facebookページいいね2000人となりました。フォロワーやFacebook友達は世界中に広がっており、英語の発信を増やします。
Twitterは若者世代のSNSにおける主役の一角を成しています。LINEやFacebookは「現実の生活と密着したコミュニティーがネット上に構築されるだけ」という閉鎖性があります(鈴木朋子「おじさんが知らない、LINEやFacebookには無いTwitterの魅力とは」日経XTECH 2019年6月28日)。それに比べるとTwitterは緩く広がります。リアルとは異なるネットの魅力があります。緩く広がるために情報収集ツールとしても使われており、マンションだまし売り問題などを発信する上でも向いています。






ドラッカーから学ぶ多角化戦略

藤屋伸二『ドラッカーから学ぶ多角化戦略 御社の閉塞感を打ち破る多角化手引書』(クロスメディア・パブリッシング、2015年)は多角化戦略を解説したビジネス書である。本書は選択と集中の多角化を勧める。それは自社の強みを展開できる技術か分野への進出である。やみくもな多角化を勧めるものではない。

本書は本業にとらわれるなと主張する。事業の本質は顧客のニーズに応えていくことである。創業時からの事業に固執するならば、顧客ニーズの変化に対応できなくなる。それが本業にとらわれるなという意味である。

本書の主張は支持できるが、立ち位置をしっかり理解する必要がある。日本企業の多角化と言えばバブル経済で不動産購入など財テクに走った企業を連想する。また、最近では企業買収で見かけ上は急成長した企業を連想する。典型は2019年3月期決算で純損益が193億円の赤字となったライザップである。どちらも失敗と位置付けられる。これらに比べれば、本業重視の経営姿勢は堅実であり、肯定的に評価できる。

財テクや企業買収の多角化失敗を踏まえ、選択と集中は多角化とは逆のベクトルで使われてきた。たとえば以下のように使われる。「RIZAPを企業再生させるには、子会社群の「選択と集中」しかない」(山田修「ライザップ、どん底状態に…プロ経営者・松本晃氏すら「手に負えない」と半年で逃げ出す内情」Business Journal 2019年5月30日)。

この結果、選択と集中は多角化を否定し、本業に回帰することとの理解もされるようになった。それがドラッカーの意図した選択と集中ではないとの主張は正しい。それは良いが、財テクや企業買収による多角化失敗の反省が不十分な状態では開き直りの道具として使われる危険がある。そのような意味で多角化が正当化されることは本書の意図ではないだろう。

三田紀房『インベスターZ 3』

三田紀房『インベスターZ 3』は藤田美雪が桂蔭学園の同級生達と投資部「インベスターP」を設立する。財前孝史ら道塾学園投資部の話とインベスターPの話が並行して進む。表紙は財前と藤田が描かれ、張り合っている感じである。物語的にインベスターPは主人公の引き立て役になりそうであるが、こちらの方が投資物語の本道に感じる。

道塾学園投資部は他人の資金で投資している。金額も莫大であり、現実感がない。彼らが運用する金額が動くだけで市場に影響を及ぼしてしまう。非現実的な設定である。これに対してインベスターPは自分達の資金で投資する。金額も小さい。こちらの方が消費者には有益な投資物語になる。

ところが、キャラクターの立ち位置は捻じれている。第2巻で藤田は財前の投資方針がコンサバ(保守的)と批判する。これに対して財前は藤田が高級品で飾っていることを無駄遣いであり、三流の投資家と切り返す。これは藤田にとって痛恨の一撃であった。藤田が尊敬するバフェットも贅沢をしないためである。値段と品質が比例するという浅ましい拝金主義的価値観を否定している。

藤田は財前をコンサバと批判したものの、インベスターPでは堅実な長期的投資を志向する。これに対して財前は投資部の保管する財宝の売却を提案するという危なさを出している。第2巻の議論では財前の肩を持ちたくなるが、第3巻では財前の方が危なく感じる。

林田力 Amazon Kindle電子書籍

林田力『左翼スタンドへのホームラン』Amazon Kindle 2019/4/27
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林田力『ミステリードラマ』Amazon Kindle 2019/4/20
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林田力『日本史漫画レビュー』Amazon Kindle 2019/4/11
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林田力『チキン大好き』Amazon Kindle 2019/3/29
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林田力『冤罪』Amazon Kindle 2019/3/23
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林田力『おやつ』Amazon Kindle 2019/3/1
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林田力『書類送検』Amazon Kindle 2018/12/26
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林田力『パワハラ』Amazon Kindle 2018/9/15
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林田力『ファーストフード』Amazon Kindle 2018/3/4
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林田力『警察不祥事』Amazon Kindle 2018/7/25
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林田力『不当逮捕サスペンス』Amazon Kindle 2018/4/15
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林田力『地理』Amazon Kindle 2018/3/19
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林田力『不当逮捕と報道』Amazon Kindle 2018/2/2
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林田力『不当逮捕レビュー』Amazon Kindle 2017/12/25
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林田力『韓国ドラマレビュー』Amazon Kindle 2017/10/3
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林田力『働き方改革』Amazon Kindle 2017/9/30
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林田力『東急不動産だまし売り裁判と東急バス』Amazon Kindle 2017/7/8
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林田力『東急不動産だまし売り裁判と本海賊TV』Amazon Kindle 2017/3/25
https://www.amazon.co.jp/dp/B06XVXM8YH
林田力『FJネクスト不買運動と選挙』Amazon Kindle 2016/9/16
https://www.amazon.co.jp/dp/B01LWW7MZS/
林田力『東急不動産だまし売り裁判41空想科学小説書評』Amazon Kindle 2015/5/23
https://www.amazon.co.jp/dp/product/B00Y7845AC/
林田力『東急不動産だまし売り裁判34歴史漫画書評』Amazon Kindle 2015/3/20
https://www.amazon.co.jp/dp/B00V0RZLPG
林田力『消費者書評集』Amazon Kindle 2015/1/16
https://www.amazon.co.jp/dp/B00SDHKVZG
林田力『林田力菓子レビュー』Amazon Kindle 2014/10/12
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林田力『東急不動産だまし売り裁判17』Amazon Kindle 2013/10/12
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林田力『二子玉川ライズ反対運動10』Amazon Kindle 2013/7/13
https://www.amazon.co.jp/dp/B00DXMMA6Y

スター・ウォーズによると世界は

キャス・R・サンスティーン著、山形浩生訳『スター・ウォーズによると世界は』(早川書房、2017年)は『スター・ウォーズ』ファンの法学者が『スター・ウォーズ』愛を語った書籍である。原題は『The World According to Star Wars』。

本書は『スター・ウォーズ』の魅力を多様な解釈の余地があること、選択の自由を登場人物に突きつけていることと指摘する。ここには自由主義の国アメリカらしさがある。多くのSF作品では未来社会を高度な管理社会と描いた。ジョージ・オーウェル『1984年』が典型である。しかし、神ならぬ人間が管理しきれるものではない。管理者の恣意的な権限の行使が横行する。それは社会主義体制の崩壊が示している。

これに比べると『スター・ウォーズ』の世界は良く言えば管理されていない、悪く言えば無秩序である。単純に西部劇の枠組みをスペースオペラに持ってきただけかもしれない。しかし、それは高度な管理社会が進むという発展的な歴史観にナイーブさを感じる人々の感覚に合っていた。

本書は『スター・ウォーズ』という作品自体が制作者の緻密な計画に従って完成したものではないとする。ダース・ベイダーは当初、ルーク・スカイウォーカーの父親ではなかった。それどころかチョイ役と考えられていたという。アウトプットが当初想像もしていなかったものになるという計画の誤謬のある作品である。

これは裁判官の憲法解釈にも重なると本書は指摘する。裁判官は自分では変えられない憲法という枠組みで判決を書く。しかし、それでもかなりの創造性を行使できる。実際、言論の自由や女性の権利、黒人の権利など20世紀前半と21世紀では大きく変化した。本書は裁判官が過去の判例を踏まえながらも、憲法を最高のものにするための、次のエピソードを書かなくてはならないと主張する。そのような理想と意欲を官僚化が指摘される日本の裁判官に期待できるだろうか。

林田力『アメリカ』Amaon Kindle 2019/5/31
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America
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アントフィナンシャル

廉薇、辺慧、蘇向輝、曹鵬程著、永井麻生子訳『アントフィナンシャル 1匹のアリがつくる新金融エコシステム』(みすず書房、2019年)はアリババ・グループの金融関連会社「アントフィナンシャル」を取り上げた書籍である。アントフィナンシャルはキャッシュレス化など中国の金融を大きく変えている。

アントフィナンシャルは様々なサービスを展開している。決済サービス「アリペイ」(支付宝)は日本でも有名である。中国のサービスを日本企業が後追いしている。余額宝は1元から資産運用ができるMMF(Money Market Fund)。芝麻信用は個人や企業の信用度をスコアリングする。網商銀行はマイクロクレジットのインターネット銀行。

これらのサービスは既存の金融機関が対象にしていなかった人々が金融サービスを利用できるようにした。たとえば芝麻信用で高スコアの者は敷金なしで賃貸住宅を借りることを可能にする。

日本では敷金や礼金を出せない貧困層をターゲットにしたゼロゼロ物件が貧困ビジネスとして社会問題になった。敷金礼金ゼロで物件を借りられるが、違約金や退室立会費など様々な名目で費用を徴収し、搾取する。貧困層の弱みに付け込んで搾取する日本の貧困ビジネスとITを活用して業界の常識を壊すサービスを生み出す中国のIT企業。その差は大きい。

SDGs(持続可能な開発目標)のターゲット1.4は「2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、全ての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する」と定める(総務省仮訳)。アントフィナンシャルの活動はSDGsの実践である。

20世紀は社会課題の解決と言えば、規制や福祉など公的権力の拡大によって実現するイメージが強かった。しかし、ハイエクが看破したように公務員の不正や無能、非効率が起こり、政府の失敗を引き起こすことも多々あった。民間企業が消費者感覚でサービスをローンチさせて世の中を変えていくことは素晴らしい。民間感覚や消費者感覚の点で日本は中国よりも遅れているのではないか。

麺類が好き

林田力『麺類が好き』(Amazon Kindle)は、ラーメンやうどん、蕎麦など麺類のレポートをまとめた電子書籍です。SDGs(Sustainable Development Goals)のゴール2は「飢餓をゼロに」です。そのアイコンは、お椀から湯気が出ている絵です。まるでラーメンのようです。アイコンで描かれているということは、それが世界共通の食糧のイメージになります。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07S3FMLPS/
#ラーメン #noodle #うどん #そば #麺

Amazon Kindleから、アジアの過去から現代までの作品の書評をまとめた電子書籍『アジア史』を刊行しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07S181NNN/
#アジア #asia
Asian History
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テン年代最後で令和最初の誕生日お祝いメッセージありがとうございます。温かいメッセージをいただき、幸先の良い出発になりました。改めてお礼を申し上げます。感謝と抱負のメッセージをまとめました。
https://www.hayariki.net/thank_you/
林田力『東急不動産だまし売り裁判19ダンダリン』Amazon Kindle 2013/12/21
https://www.amazon.co.jp/dp/B00HGN89VQ/
Dandarin The Suit TOKYU Land Corporation Fraud
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たこ焼き、玉子、甘夏、アボガド

たこ焼き、玉子、甘夏、アボガドを食べました。
たこ焼きは小麦粉中心の生地の中にタコや紅生姜などを入れて球形に焼き上げた料理です。たこ焼き粉に玉子を入れて混ぜた液体を、たこ焼き器の半球の穴に入れます。タコや紅生姜を加えます。焼きあがったらソースや鰹節をかけます。
たこ焼きの魅力は中がトロっとしていて、その中に歯ごたえのあるタコがあることです。外がカリッとしていて中がジューシーは焼きウインナーや唐揚げでも感じることができます。タコという意外性は、たこ焼きならではの魅力です。
たこ焼きは英語では「Octopus ball」と称されます。しかし、この表現はタコを球形に切ったものというイメージを与え、たこ焼きの実物とのギャップを与えないか心配です。もっとも日本語の「たこ焼き」も、そのままの意味ではタコを焼いたものとなり、たこ焼きの実物とのギャップがあるので問題ないかもしれません。
たこ焼きは2019年5月19日のNHK「ブラタモリ」で看板が映されました。この回は大阪ミナミを取り上げました。看板に対してタモリさんは「脳味噌かと思った」とコメントし、林田理沙アナウンサーは「リアルですね」と応えました。たこ焼きを「おへその形ににている」と表現した絵本があります(安田真理『おへそよりもおいしいもの』新風舎)。
Takoyaki is a ball-shaped Japanese street snack food originated in Osaka. It is is a small piece of octopus fried inside a ball made of a wheat flour-based batter and covered with sauce. It is cooked in a special molded pan.

タイムスリップ

林田力『タイムスリップ』Amazon Kindle 2019/5/23
https://www.amazon.co.jp/dp/B07S78V6L5
Time Slip
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小説や漫画、映画のタイムスリップ作品のレビュー集。
【書名】タイムスリップ/Time Slip
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki
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林田力『韓国記事書評集』Amazon Kindle 2014/12/28
https://www.amazon.co.jp/dp/B00RJUMA6G
Korean Articles and Book Reviews
https://www.amazon.com/dp/B00RJUMA6G
林田力『消費者書評集』Amazon Kindle 2015/1/16
https://www.amazon.co.jp/dp/B00SDHKVZG
Consumer Book Reviews
https://www.amazon.com/dp/B00SDHKVZG
林田力『FJネクスト住環境破壊』
林田力『林田力日本小説書評集』
林田力『FJネクスト不買運動と政治』
林田力『二子玉川ライズ反対運動10』
林田力『東急不動産だまし売り裁判51ル・サンク』
林田力『東急不動産だまし売り裁判47ガーラ木場不買』
林田力『東急不動産だまし売り裁判43歴史書評』
林田力『東急不動産だまし売り裁判39右翼・左翼』
林田力『選挙・政治記事集』
林田力『幕末』Amazon Kindle 2018/1/19
https://www.amazon.co.jp/dp/B0795YC1YJ
Final Years of the Edo Period
https://www.amazon.com/dp/B0795YC1YJ
林田力『東急不動産だまし売り裁判19ダンダリン』
タイムスリップ
林田力
hayariki
2019-05-23


timeslip

神尾葉子『花より男子』

神尾葉子『花より男子』(はなよりだんご)は貧乏少女の牧野つくしを主人公とした少女漫画。牧野は裕福な生徒の多い英徳学園に入学する。牧野と、道明寺司・花沢類・西門総二郎・美作あきらのイケメン4人組F4(花の四人組、Flower four)の友情や恋を描く。

本作品は女性の憧れるセレブとの恋愛を描いたことが人気の理由と説明されることが多いが、陰湿ないじめなどの重たい話題も登場する。今ではすっかり当たり前になってしまったスクールカーストも描いている。物語の序盤で牧野は友達を庇って道明寺に楯突き、リッカーに赤札を貼られる。赤札はF4のイジメ対象のロッカーに貼られるものである。この結果、牧野は全校生徒から執拗なイジメを受けた。しかし、牧野は泣き寝入りするのではなく、とことんイジメと戦った。

私は東急不動産(販売代理:東急リバブル)から不利益事実(隣地建て替えなど)を説明されずにマンションをだまし売りされ、裁判で徹底的に争った経験がある(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』)。親が金持ちということで庶民を軽視する姿勢と、大企業ということで消費者を馬鹿にする東急リバブル・東急不動産営業の態度が重なった。故に不正義に対する一本気な怒りは大いに共感できる。

本作品は実写ドラマや映画化された。配役は牧野つくし(井上真央)、道明寺司(松本潤)、花沢類(小栗旬)、西門総二郎(松田翔)、美作あきら(阿部力)。2008年6月28日に公開される映画『花より男子ファイナル』はテレビドラマ「花より男子2(リターンズ)」最終回のプロポーズから4年後の設定である。

映画公開を記念してコンビニエンスストアのファミリーマートは2008年6月24日から7月21日までの期間限定でコラボ商品を販売した。コラボ商品は「だんごナポリタン」「だんごパフェ」「花よりだんごロール」「花よりビターチョコレート」など8種類である。花や団子、F4に因む。

ファミリーマートでは過去にも映画とのコラボ商品を発売している。6月10日には「ザ・マジックアワー」(三谷幸喜監督)公開記念として「港のギャングムース」「天塩商会公認 揚げぱん」などを発売した。

『花より男子ファイナル』コラボ商品で面白いものは「だんごナポリタン」である。私は6月26日にファミリーマート越中島店で購入した。「だんごナポリタン」は赤札に因み、赤をイメージしたナポリタン・スパゲティである。パッケージの色も赤である。中央に乗っている4個の肉団子はF4を表す。スクランブルエッグやチーズがナポリタンとマッチして美味である。肉団子が4つもあることもあり、税込価格340円というリーズナブルな価格にしては十分なボリューム感がある。

タイアップ商品なので、作品の要素に因んだ商品になるのは当然だが、「だんごナポリタン」の場合、それが赤札という点が興味深い。単なるタイアップ商品にとどまらない意味深さが感じられた。イジメやスクールカーストとの戦いの物語を連想させる赤札から、あえてタイアップ商品を作成したファミリーマートのチャレンジ精神に敬意を表したい。
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