四間道(しけみち)は名古屋市の商人の町の風情が残されている通りです。黒の本瓦に白壁土蔵の街並みです。名古屋駅から徒歩圏の堀川の西にあります。街並み保全地区になっています。名古屋で希少価値の高い街並みです。
1610年の名古屋城築城とともに、その城下町として多くの商家が軒を連ねました。元禄13年(1700年)の大火の後、防火のため四間(約7m)の道路を作ったことが名前の由来です。尾張藩は、通りの東側に石垣の上に土蔵を建てて防火壁とすることを奨励しました。現在も土蔵造りの建物が並び、江戸時代の情緒を伝えます。
四間は江戸時代の大通りです。もっと大きな通りは六間です。六間の通りは2車線の車道として利用され、沿線の開発が進みました。逆に四間道だから街並みが保存されたと言えるかもしれません。
四間道の南端には浅間神社があります。江戸時代の正保4年(1647年)に遷座したとされます。浅間神社は木花開耶姫(このはなさくやひめ)が御祭神。木花開耶姫は山彦、海彦を生んだ神です。境内の楠や欅は樹齢300年以上です。四間道の路地を入ると突き当りが子守地蔵尊です。
四間道を進むと円頓寺商店街に出ます。円頓寺商店街は名古屋市西区那古野のアーケード商店街です。名古屋の下町です。円頓寺商店街は名古屋で一番古い商店街とされます。長久山圓頓寺の門前町として栄えました。正しい読みは「えんどんじ」ですが、今は「えんどうじ」となっています。