「よってこや」は京都の屋台の味をコンセプトとしたラーメンのチェーン店です。島原千本という京都出身の頑固職人が屋台で始めた京風ラーメンという設定になっています。単なるチェーン店ではなく、こだわりのラーメン屋であることを強く自己主張しています。季節限定メニューもあり、メニューは豊富です。
「よってこや」でとんこつ塩ラーメンと餃子とライスを食べました。「よってこや」は、とんこつに鶏ガラを加えています。とんこつスープにしては透明感があります。あっさりしているようで、豚骨の臭みは感じます。胃もたれするような濃さはなく、言わば上品なコッテリ感です。スッキリとさえ言える後味で、ご飯も美味しく食べられました。
麺は細いです。巨大なチャーシューは脂身がのって柔らかく、トロトロです。ラーメンと餃子とライスはランチセットです。スープを飲み干し、お腹一杯になりました。夕食を軽く済ませてしまうほどでした。
関西風の味を考えると、互いに矛盾する印象が出てきます。一方は「コッテリ」です。他方は関東濃味に対して関西薄味と言われます。「よってこや」のラーメンには両者が止揚された味わいが感じられました。
私が初めて「よってこや」に言及したのは市民メディア「オーマイニュース」でした。地域情報充実企画「関西あっちゃこっちゃ見・聞・食」に便乗して東京で食べられる関西の味として「よってこや日吉店」を紹介しました。
日吉店(横浜市港北区日吉本町)は東急東横線日吉駅西口を出て普通部通りを進んだ先にあります。店舗は黒を背景色とした看板が人目を引きます。看板には白字の大きな手書き風の文字で「門外不出の屋台の味」と書かれています。
日吉はラーメン屋が多いです。慶應義塾大学日吉キャンパスがあり、学生も多く、ラーメン屋にとって激戦区です。その中でも「よってこや日吉店」は一際目立つ店構えです。
店内は2階まであり、1階はカウンター席、2階はテーブル席です。私は2008年6月10日の12時過ぎに入店しました。1階席がほとんど埋まっており、2階に案内されました。2階の方がゆったりしている感じで、かえって良かったです。とんこつラーメンとご飯のセットを注文しました。