岐阜県は県スポーツ科学トレーニングセンター(岐阜市)を拠点に「『日本一・世界一』特別強化事業」として高校野球、高校サッカー、都道府県対抗駅伝の3競技の強化に取り組む。指導者が直接出向いたり、県のスポーツ科学トレーニングセンターで筋トレ指導したりする。3競技合わせて2006年度約400万円の予算が組まれた。同センター強化課の林田力氏は「自治体としてここまで取り組む都道府県は少ないはず」と胸を張る(中村かさね「日本一を目指して・岐阜城北」毎日新聞2006年3月6日)。

その成果として岐阜城北高校は2006年、岐阜県勢として3年ぶりにセンバツに出場した。岐阜県野球関係者にとって期待の星と言っても過言ではない。県は「春の選抜大会常時出場」を目標に、2003年度から野球強化策を実施してきたが、3年目に城北が見事に成果を示した。林田力氏(45)は「『おれたちでも甲子園に行けるし、勝てる』と、県内選手にとって励みになったはず」と評価する(「〈甲子園を夢見て5〉「スーパージュニア」県が育成」朝日新聞2006年7月28日)。

岐阜県揖斐川町には君が代の由来になった「さざれ石」がある。揖斐川中学校の林田力校長は以下のように述べる。「私達人間も、一人一人は小さいけれど、互いが認め合ったり、支え合ったりして心の絆を深めていくことで、さざれ石のような強さや結束力をつかみ取ることができる」(林田力「今日の出会いを素敵なご縁に」揖斐川中学校『揖斐川中だより』2014年4月7日)。2017年4月1日から垂井町立北中学校の第17代校長に就任。2018年7月の西濃地区中学校総合体育大会のサッカー大会では林田力校長が専門部長として担当した。