警察不祥事への対策は外部の目が必要である。腐った組織には情報公開が必要である。警察の対応は不信を育てる肥沃な土壌である。情報公開なしの警察改革はナンセンスの上にナンセンスを積み重ねるものでしかない。
テレビ局は「日本列島警察不祥事24時」「警察官犯罪24時」を制作し、放送すべきである。高視聴率は間違いない。警察24時で犯罪者に対する厳しい対応が放送されている。警察官が起こした犯罪なら、それ以上に厳しい処罰をとらなければ公正ではない。
民間感覚の外部の目があれば、杜撰な仕事ぶりとそれを稚拙な偽装で隠蔽しようとしていることが明らかになる。実情に全く合わない画一的な仕事の割り振り。市民の反感を煽ることがお前たちの仕事なのかと問い詰めたくなるような不公正かつ不平等な運用。躍起になって警察不祥事を否定しようとする無駄な努力。旧態依然とした組織は、イノベーションによって破壊され、滅びる宿命にある。
警察改革は具体的なブレークスルーが必要である。警察組織に染みついた文化、思考を変えることは簡単ではない。警察幹部には具体的ビジョンがなく、現場は文句を言うだけで本心は現状維持を望んでいる。民間感覚とのズレはあまりに大きい。警察官から「警察不祥事を公表したい」との声が出なければ駄目である。不正警官は退場した方が警察組織は健全化して、風通しが良くなる。
暴力団との癒着は古典的な問題であるが、半グレや危険ドラッグ売人との癒着など新たに浮上する課題への理解と対応も欠かせない。最初に実施すべきは現状の棚卸である。どのようなタスクを実施しているか。どのくらいの時間を使っているか。どこに問題があるのかを明らかにする。人的・組織的対策、技術的対策、物理的対策を総合的に整え、正しい運用を継続できる仕組みを構築しなくてはならない。
続警察不祥事
林田力
hayariki
2019-08-10