新型コロナウイルス感染者は2020年7月に入ってから大きく増えている。東京都は7月5日に都知事選挙が行われたことが不運であった。選挙期間中に感染防止のための活動制限のような不人気政策は打ち出しにくいだろう。このため、都知事選挙後に強い感染防止策がなされることを期待していたが、それほどでもなかった。
どの候補者陣営にも自分の陣営に新型コロナウイルス感染者がいたらという懸念があったのだろう。選挙事務所でクラスターが発生したら、印象が悪い。その懸念から、どの政治勢力も感染防止を強く打ち出すことを及び腰にさせたのではないか。東京都知事選挙から2週間経過した。陣営内での感染拡大という懸念はなくなり、今後は積極的な対策を打ち出せるだろう。