さいたま市役所の移転は必要ですか?
さいたま市の本庁舎整備審議会は2018年5月30日、さいたま新都心駅周辺への市役所移転が望ましいとする答申をまとめました。現在の庁舎は約3万2千平方メートルですが、新庁舎は約4万平方メートルと大きくなります。市職員の職場空間を広く豪華になることが税金の効果的な使い方でしょうか?

税金は大切に使ってよ
みんなの大切な税金は必要な人もの場所に使ってほしい。
2020年東京オリンピック・パラリンピック後の景気後退が確実視され、それに備える必要があります。新たに庁舎を移転する余裕はありますか?

市民の生活に必要なものは豪華な市庁舎ではありません。市役所は市民が何度も使うものではありません。市役所に広い市民利用スペースを設置するよりも、市内各地に市民利用スペースを設置する分散型の方が各地の住民には利用しやすいです。

市民にとって嬉しいものは豪華な市役所ではなく、行政手続きが便利になることです。今やIT技術の発達によって市役所に行かなくても手続することが技術的に可能になりました。そのような分野こそ投資すべきではないでしょうか?。

市役所移転は二重投資では?
さいたま市役所は2016年12月から2019年2月まで耐震補強工事中です。市役所を移転すると、二重投資になりかねません。
さいたま市役所と言えば姉妹都市であるメキシコのトルーカ市から贈られたトルーカの鐘です。トルーカの鐘はどうするのでしょうか。

市役所周辺の地盤沈下は大丈夫?
市役所周辺の経済的な経済的地盤沈下が懸念されます。さいたま新都心自体が市内の既存の支所オフィスの移転が中心との研究があります(佐藤英人『東京大都市圏郊外の変化とオフィス立地』古今書院、2016年)。地域内で移動するばかりで、市全体の底上げ効果は弱いとされます。