林田力 何者のだましの堤防も崩す

『東急不動産だまし売り裁判』著者

ノンフィクション著者。『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』マンションだまし売り被害を消費者契約法で解決。何者もだまし売りのない世界へ。だまし売りNoでSDGs。消費者の堤防/Amazon Kindle出版/林田医療裁判/中野相続裁判/二子玉川再開発問題/書評/マンガ/YouTube
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さいたま地裁

#中野相続裁判 #さいたま地裁 15回口頭弁論

コロナ禍で大変な中さいたま地裁期日ありがとうございました。
中野相続裁判(Nakano Inheritance Trial)さいたま地裁第15回口頭弁論は9月11日(金)午後4時から、さいたま地裁C棟一階105法廷です。今回は通常と異なり、夕方の開始になります。裁判所の構成が変わりましたので次回は更新弁論を行う予定です。引き続き傍聴をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19; coronavirus disease 2019)の状況により期日が変わる可能性があります。変更が入った場合は迅速に連絡します。
https://hayariki.wixsite.com/hayashida/post/nakano_inherit15
第14回口頭弁論の内容は以下にまとめています。
https://sites.google.com/view/nakanosouzoku/14

中野相続裁判は単なる共有物分割訴訟ではありません。
長男は母親の経管栄養の流入速度を速め、延命につながる治療を拒否しました。全ての医療行為は医療法等で医療機関等の管理者の責任で行うことが求められています。長男が母親の経管栄養の流入速度を速めたことは、これを無視するものです。長女は、これらの行為が民法第892条(相続廃除)の「著しい非行」に相当する又は準じる行為にあたると主張しています。この点を踏まえて判断する必要があります。
また、母が亡くなって以来、長男夫婦は遺品の占有を続け、長女には十分な情報を提供しないできました。それどころか、長男夫婦は母の生前から、母の預金から現金を引き出していました。長男夫婦が情報の出し惜しみをしたことは、今回の訴訟での茶道具分類ノートや茶会記の提出に至るまでの経緯からも十分に理解できます。しかも茶道具分類ノートは改ざんされているものでした。公正な共有物分割は、情報の非対称性の是正が大前提になります。
直近の口頭弁論では茶道具の分割方法が議論されてきました。これは先ず茶道具の分割を決めたいという裁判所の意向によるものです。長女は反訴を提起しています。先ず茶道具の分割を決めるということは順序の問題であって、それ以外の問題も同じように議論する必要があります。
茶道具の分割の前提として、裁判所は第6回口頭弁論(2019年4月5日)に「現物を見ないと選べない。その機会を保障しなければならない」と述べられました。この言葉に感銘を受けたら、今日に至っています。この機会は保障されなければならないものであり、長男夫婦側の物理的時間的事情によって調整されてはならないものです。

中野相続裁判さいたま地裁第2回口頭弁論

いつも中野相続裁判のご支援有難うございます。
第2回口頭弁論は2018年6月22日、さいたま地方裁判所C棟一階105法廷で開かれました。長男夫婦が遺産の分割を求めて長女を提訴した裁判です。
第2回口頭弁論は関係者が早く集まったために定刻の10時よりも少し早く始まりました。午前中は本件の弁論のみでした。
長男夫婦は準備書面1と準備書面2を提出し、陳述しました。長男夫婦は訴状では中野相続裁判東京地裁で長女が作成した目録に基づいていましたが、準備書面1は茶道具の目録を内山夫婦の主張するものに限定した内容に改めました。裁判所は長男夫婦に対し、今回の目録に基づいて訴状の請求を補正することを求めました。
裁判所は大きな争点として、分割と方法と割合があると述べました。後者は既判力の及ぶ範囲が関係し、解釈の問題なので双方主張をして、裁判所が判断します。前者は総合的に判断することになるが、具体的にどのように分けるかが問題になります。全て売却して競売にかけて金で分けることは双方望まないでしょうと。
裁判所は長男夫婦に対して、予備的に現物分割とする場合にどのように分けるかの主張の提示を求めました。長女にも現物分割の場合の分け方の案の提示を求めました。
長女の代理人は、一部請求と明示していないから長女に請求権がないとの長男夫婦の主張に対し、遺留分減殺請求は形成権であり、請求以前に権利関係は変動しており、法的性質が異なると主張しました。ここは裁判所から主張を書面で提出することを依頼されました。
また、長女の代理人は現金や衣類などの分割が残っていることを指摘しました。裁判所は、どのような問題があるかを分かる形に書面で明らかにすることを求めました。
前回で弁論準備手続きに入るとの話がありましたが、次回も口頭弁論になりました。
今日は、梅雨の晴れ間での心地良い一日でした。
皆様もくれぐれもお体をご自愛ください。
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中野相続裁判さいたま地裁5月11日傍聴・取材のお願い

第二次中野相続裁判(平成30年(ワ)第552号)の第一回口頭弁論が2018年5月11日午後1時20分から、さいたま地方裁判所C棟一階105法廷で開かれます。高齢者虐待に関係する社会的意義のある裁判ですので、是非お時間を頂きまして傍聴・取材をお願い致します。
係属:さいたま地方裁判所第5民事部合議部
住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂3-16-45(埼玉県庁の近くです)
JR東日本の浦和駅西口から県庁通りをまっすぐ行くと左側です。徒歩15分。
バスは浦和駅西口から国際興業バス「志木駅東口・西浦和車庫・蕨駅西口(北町4経由)に乗り、県庁通り、埼玉会館を経て、県庁前で降ります。
武蔵浦和駅からはタクシーで700円台です。
さいたま地方裁判所は家庭裁判所や簡易裁判所と同一敷地にあり、建物はA棟、B棟、C棟、D棟とあります。C棟は奥にあります。
http://www.courts.go.jp/saitama/about/syozai/saitamamain/index.html
中野相続裁判は平成19年9月8日に亡くなった母親(東京都中野区)の生前贈与や遺贈が無効であるとして長女が長男と配偶者を訴えた訴訟です(平成20年(ワ)第23964号 土地共有持分確認等請求事件)。中野相続裁判は母が亡くなった一年後に始まりました。この裁判によって長男夫婦が同居の母親を大事にしていなかったことがわかり、佼成病院事件につながりました。
今度は長男夫婦が平成30年1月30日付で遺産(共有物)の分割を求めて提訴しました。第一回口頭弁論では長女側が答弁書を提出し、認否を行う予定です。訴訟の進行により、相続紛争の本質が明らかにされ、あるいはその他の問題点が解明されることを期待します。
長男の問題として、入院中の母親の経管栄養の流入速度を勝手に速めことがあります。「時間がかかりすぎる。リハビリに行くのがおそくなる」との理由から速めました。これは健康を害し得る行為である。立正佼成病院附属佼成病院裁判の東京地裁平成28年11月17日判決は長男の行為が違法と断じました(平成26年(ワ)第25447号 損害賠償請求事件、17頁)。
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経管栄養は医療行為であり、嘔気、嘔吐、腹部膨満や腹痛などの副作用や誤嚥性肺炎の危険もあるため、医師の指示に基づいて行う必要があり、病院では看護師が行うこととされており、患者の家族が行うのは自宅での例外的な場合に限られているのであるから、患者の家族であっても、医師の指示に基づかずに患者の経鼻経管栄養の注入速度を変更することは違法であるといわざるを得ない。
したがって、被告長男が8月15日に医師の許可なく母親の経鼻経管栄養の注入速度を変更することは違法であるといわざるを得ない。
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長男の代理人は「長男が母親の点滴を早めたなどの主張をしておりますが、それは点滴ではなく流動食であり、何ら問題ないものです」と開き直りました。しかし、経管栄養は医療行為であり、ミスをすれば患者を死に至らしめる危険のあるものです。医者が定めた流入速度を「時間がかかりすぎる」という理由で勝手に速めて良いものではありません。流入速度を勝手に速めることを問題ないとする長男の代理人の主張は、中世を通じて科学を押さえ込んでいた風潮に非常によく似ています。
長男が経管栄養の流入速度を速めた後に母親は嘔吐して誤嚥性肺炎になりました。嘔吐が速めた直後でないことは流入速度を速めたことが問題ないことを意味しません。人体には遅れて影響が出ることがあります。
以下は小説における医師の台詞です。「明日あたりに具合が悪くなった気がしても、慌てないでちょうだいね。遅延型反応というものだから」(ジェームズ・ロバートソン著、田内志文訳『ギデオン・マック牧師の数奇な生涯』東京創元社、336頁)
さらに長男は具合の悪くなった母親の延命につながる全ての治療を拒否しました。医師記録の平成19年8月20日に「family (son)は延命につながる治療を全て拒否。現在Div.(注:点滴Drip Infusion into Vein)で維持しているのも好ましく思っていないようである」と、被告(son=息子)が母親の生命維持を好ましく思っていないと指摘しています。
このような人物が相続人を名乗り、相続権を主張すること自体が恥知らずなことです。ここからは決して逃れられません。2018年冬ドラマ『アンナチュラル』第7話「殺人遊戯」が取り上げたように「いじめ」が大きな問題になっています。「いじめ」は学校だけの問題ではありません。高齢者いじめも古くて新しい問題です。
皆様の傍聴ご支援を戴き、裁判所に対して公共性が高いことを強く訴えかけさせていただければ、と考えております。温かいご支援を賜りますよう宜しくお願い致します。皆様の暖かい御協力と強力なエネルギーに励まされています。心から感謝いたします。連帯の輪を広め、力強く踏み出していることに誠に心強く、限りない感謝の念で一杯です。TwitterやFacebook、ブログ、ホームページなどへの拡散お願い致します。

中野相続裁判、さいたま地裁に移送

中野相続裁判の第二幕となる裁判(第二次中野相続裁判)が東京地方裁判所から、さいたま地方裁判所に移送された。問題は長男夫婦が長女の住所地ではなく、自分達の住所地の東京地方裁判所に提訴したことである(平成30年(ワ)第2851号 共有物分割請求事件)。相手の応訴しにくい場所で提訴することはSLAPPの一形態である。以下に移送までの経緯をまとめた。
2018年1月30日、長男夫婦が提訴。訴状の原告住所が間違っており、手書きで訂正線を引いて修正されている。
2月15日、長男夫婦が訴状訂正申立書を提出。恐らく東京地方裁判所から管轄違いを指摘されたためと思われる。訴状訂正申立書は「被告が御庁において応訴するものと思料されること(民事訴訟法12条)から、御庁に申立に至った」とあるが、出鱈目である。
民事訴訟法第12条は「被告が第一審裁判所において管轄違いの抗弁を提出しないで本案について弁論をし、又は弁論準備手続において申述をしたときは、その裁判所は、管轄権を有する」と応訴した場合の管轄を定めている。被告が応訴するものと思料されることの根拠にはならない。勝手に相手方が自分の思い通りに行動するとは思わないことである。
3月5日、長女側が民事第17部合議B係に対し、民事訴訟法第16条1項に基づき、移送を申し立てる。事件番号は平成30年(モ)第2140号。
3月6日、長男夫婦側が「移送申立に対する同意書」を提出。「原告らはこれに同意するとともに、これに対する即時抗告権を放棄します」
3月7日、東京地方裁判所民事第17部は、さいたま地裁に移送する決定を出す。「一件記録によれば、本件訴訟は、当裁判所の管轄には属さず、さいたま地方裁判所の管轄に属することが明らかである」
被告の住所地で裁判を起こすという当たり前のことさえ、移送申し立てという余計な手間を相手にかけさせる。第一次中野相続裁判でも長男は、自らが手書きで書いたデタラメの計算式で過小評価した土地に関する税務書類の作成者を「国税庁」作成と偽って裁判所に提出した(乙第14号証)。弁論準備手続きにおいて長女が「国税庁が一民間人の納税書類を作成するわけがない」などと追及し、長男は「俺が書いた。数字も全部俺が書いた」と自認した。このように長男の主張は身勝手なものであり、全て吟味する必要がある。長男の正しさとは、相手を無視する誤った道の中の正しさに過ぎない。
移送の決定により、3月12日に予定していた第一回口頭弁論は取り消された。移送後は、さいたま地方裁判所第5民事部合議部に係属する。事件番号は平成30年(ワ)第552号。

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