AWSはMQ; Message Queue のマネージドサービスとして、Amazon SQS; Simple Queue ServiceやAmazon MQを提供する。MQの利用によって疎結合アーキテクチャの実装が容易になる。
Amazon MQ は、Apache ActiveMQやRabbitMQというオープンソースメッセージブローカーをプロビジョニングおよび管理するフルマネージドサービス。メッセージブローカーはAmazon EFS; Elastic File Systemによって耐久性を有し、メッセージは複数のAZに冗長に保存する。

AWSはEmailのサービスとしてAmazon SES; Simple Email Serviceを提供する。Amazon SESでは利用者が自分の連絡先リストを管理できる。連絡先リストにはエンドユーザー情報とそのユーザーに関連するトピックが含まれている。Amazon SESではEmailフッターのサブスクリプション解除リンクやlist-unsubscribeヘッダーを追加できる。Amazon SESはエンドユーザーのサブスクリプション設定に基づいてリストを自動的に更新する。

Amazon API Gatewayでは、デフォルトで自動生成されたHTTP APIやREST APIのEndpointを無効化できる。API Gateway のデフォルトの REST API Endpointは「https://{restapi_id}.execute-api.{region}.amazonaws.com」となる。この機能はAPIにカスタムドメイン名を使用し、APIへの全てのトラフィックをデフォルトのEndpointではなくカスタムドメイン名のみを通過するようにしたい利用者向けである。

gRPC はトランスポートに HTTP/2 を使用し、マイクロサービスベースのアーキテクチャ上に構築されたアプリケーションのサービス間通信で普及しつつある。AWSのALBはgRPCプロトコルをサポートする。ALBを使用してマイクロサービス間または gRPC 対応のクライアントとサービス間でgRPCトラフィックをルーティング及び負荷分散できる。

【AWS Service Catalog】
AWSはクラウドリソースのプロビジョニングのためにAWS Service Catalogを提供する。AWS Service Catalog はStack Set Instance操作をサポートする。利用者はAWS Service Catalog管理者が指定した制約内で、StackSet の個々のInstanceを制御できる。